四季工房だけが行う手間ひまかけたオリジナルの家づくり

株式会社四季工房 手間ひまかけた家づくり

自然乾燥で含水率を低くする 2

 自然乾燥は「桟積み」という方法によって行われます。これは、並べた木材の上に桟木を入れ、さらにその上に木材を並べていくというやり方です。杉の「四寸角」であれば、桟積みして三ヶ月も乾燥させれば、含水率が二〇%を切る建築可能な木材になります。三ヶ月間の葉枯らし乾燥をしたうえで、四季工房ではさらに一年間の桟積み乾燥をすることを目標に、計画を進めています。ちなみに四寸角というのは、一二〇ミリ四方の木材のことです。
 床材や壁材は「低温除湿乾燥機」を使用しますが、このときも自然乾燥をしたうえでさらに六〇度という低温で二〜三週間じっくり乾燥させたあとに、さらに二週間外に出して戻しています。一般には三〜五日ほど一二〇度前後の蒸気乾燥で一気に乾燥させているところが多いようですが、この方法だと木のもつ風合いや特徴まで損なわれてしまう恐れがあります。
 人工乾燥こそ、国産材を利用していくために必要な条件だという意見がありますが、自然の木を利用して家を建てるのに、石油や電気などのエネルギーを使って木を強制乾燥させるのは、どこが間違っていると思います。できるだけ自然乾燥で仕上げて、職人さんの技術で多少の狂いをカバーすることが一番だと考えます。しかし、どうしても狂っては困る床材などに関してのみ、低温での強制乾燥をさせるというやり方を取っています。

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