四季工房だけが行う手間ひまかけたオリジナルの家づくり

株式会社四季工房 手間ひまかけた家づくり

丸ごと一本の木を使い切ることが大切 1

 木で家を建てる際に、もう一つ考えなければならないのが、柱や梁などの主要な材料を取った残りの部分を、どう工夫して使っていくかということです。これをうまくやならいと、中途半端に余る木材が大量に出てしまいます。家の柱として使用するのは三・五〜四寸角が一般的なのですが、日本の山林には「五寸角」「六寸角」といったもっと太い柱や梁も取れるような木(中目材という)が、たくさんあるのです。これらの太い木材は市場に上手く流通できていないため、値段も四寸角とほとんど変わりません。
 これを見逃す手はありません。途中から曲がって柱にはできないような木でも、ある程度の太さがあれば、取り方しだいでいくらでも有効に使うことができます。木の先端に近い部分は乾燥させて垂木(屋根板を支えるために、屋根の頂から軒にかけて渡した木)や胴ぶちになりますし、木の根元の太い部分は屋根下地や天井板として使うことができるのです。
 中目材も厚い床板として利用すれば、かなり有効に使えます。長さも二メートルくらいあるものが十分に取れます。床に使われた板一枚一枚のサイズが大きいと、見た目がとても豪華です。また床に厚みがあると、足で触った感触もしっかりしていて、冬は暖かく感じます。
 厚い床板は、三十年、四十年後に家を建て直す時期が来たとき、再度表面をきれいに削り新しい家に再利用することができるのです。将来、床材、太い梁などが再生され、蘇ったところを想像するだけでもワクワクしてきます。
 ただし、これには条件があります。それは、床を張る際にボンドを使っていないということです。ほとんどの住宅会社がつくる家は、無垢の木を使うといってもボンドを使用しているのです。

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